いつきの半目ブログ

貧乏すぎて神社の奥に住んでいたことがあるオタクの人生

テレクラのサクラのバイトにオットセイがいた

こんにちは、いつきです。

 

学生時代、

大トロを毎日ごはんですよの代わりにできるようなよほどの富裕層の家庭でない限り、

誰もが経験したことのあるであろうアルバイト。

皆さんはどんなバイトを経験されたことがあるでしょうか。

 

私は十数年前の高校生時代、

田舎なのと年齢が若いのとで全然バイト先に選択肢がなく、

毎日毎日家の近所のスーパーのレジ打ちバイトに明け暮れていて、

「高校生ができるバイト、つまらなさの極地・・・」

と単調すぎるレジ打ち作業をしながら常に考えていました。

仕事が退屈すぎるあまり、

レジ打ちをしながら寝たこともありました。

「ひゃくさ・・・ん・・・円・・・・・・スヤァ・・・・・・・(ハッ)です!」

みたいな感じでしたが、

クレームは来ませんでした。

(別の時にアイスを投げただろ!という謎のクレームが来たことは覚えていますがアイスは投げていませんでした)

いま考えても接客仕事中に立ったまま寝るとは、

入眠に関する回路がぶっ壊れていたとしか思えませんね。

 

そしてそんな単調バイトに飽きまくり心から愛想を尽かしていた私は、

「18歳になったらめっちゃヤバ楽しいバイトをやってやるぞ」

と心に誓っていたので、

大学生になってすぐ、

テレクラのサクラのバイトに応募することにしました。

求人誌で見つけた記憶がないので、

多分街中でもらったティッシュとかに書いてあった先に連絡をしたのだと思います。

「テレクラのサクラ・・・??なかなかにヤバそう!!

とテンションが上がったのを覚えています。

 

面接に向かった先はそこそこに綺麗なオフィスビルで、

「こんな普通に会社っぽい場所でテレクラのサクラを・・・?」

と思うとちょっと不思議な気持ちでした。

面接(というか最初から仕事の説明)は阿部サダヲを悪そうにした感じの男性がやってくれて一瞬で終わり、

私は仕事場所へと連れて行かれました。

そこは割と大きいお部屋で、

パソコンで作業をしている人と、

漫画喫茶のように簡単に区切られた場所で電話をしている人、

の二種類の仕事をしている人に分かれていました。

パソコン作業の方は、

出会い系サイトのサクラのメールを打っている方たちで、

タイピングの速度が爆速なギャルがめっちゃいました。

「テレクラのサクラに出会い系サイトのサクラ・・・サクラの総合専門商社・・・」

と思ったことを覚えています。

 

そして漫画喫茶より更に簡易的なパーテーションで区切られているだけの部屋に入り、

早速机と電話しかない部屋で男性客からの電話を待つことに。

 

テレクラは、建前上は、

「男性と女性が電話をかけてきて、

 気が合ったり気に入った人と長く話せる」

というものなんですが、

まあ実際はかけてくる女性はほとんどいないので、

バイトのサクラが登場して男性の相手をし、

男性になるべく電話を長引かせてお金を使ってもらう、

という仕組みです。

そしてバイトのサクラは男性と通話が出来た分だけお金がもらえます。

なので私の仕事内容は、

「かかってきた電話をとにかく長引かせて相手に金を使わせまくる」

というただそれだけだったのですが、

部屋に入ってきた時から気付いていたんですよね。

部屋のあちこちから女性の喘ぎ声が響いているな・・・?

ということに。

 

そう、テレクラに電話をかけてくる人の中には、

そこそこの確率でテレホンセックスを求めている人がおり、

(関係ないですが2018年現在テレホンセックスの文化ってまだあるんでしょうか)

そのお部屋内のあちこちで喘ぎ声を発している女性たちはみな、

その男性客のテレホンセックスのお相手をしていたのです。

 

まじかよ。

まじなのかよ。

こんな、仕切りなんてあってないような、

壁の上はオープンになりまくっている部屋で、

こんなにも室内に響き渡るような大音量で、

喘ぎ声が出せるものなのかよ・・・?????

 

私はそこそこカルチャーショックを受け、

「人に聞こえる環境で、演技でも喘ぐのなんて絶対イヤだ・・・」

と思い、

テレホンセックスの要望を断りきれない時は

大きい方の用を足す時のイメージの鼻息を聞かせみたり、

大きい方の用を足す時に出ちゃう力み声を出してみたりしたのですが、

迫真の演技ではないためか、

すぐに電話を切られてしまうんですよね。

そりゃそうですよね、

向こうはセクシーを期待しているのに、

こちらは一生懸命大きい方を出す時のイメージをしていたわけですからね。

たぶんちょっと低いですよね。

声が。

 

そんなわけで私は喘ぎ声(まあ私は大便を出す時の声だけど・・・)も、

それ以外の会話も全て筒抜けという職場環境に無理を感じ、

「もっと完全に個室感のある職場環境がいいな」

と思い、違うところで働こうとそこは1日で辞めました。

滞在時間も短かったと思うので、

お給料をもらえたのかどうかすら覚えていません。

 

そして次に行ったテレクラのサクラのバイト先は、

かなり古いマンションの何室かを事務所と、

女の子が電話をする部屋に改装してあり、

女の子の仕事部屋は隣の声が聞こえないよう完全に区切られた部屋になっていて、

お部屋には電話のほかにテレビも座椅子もあり、前の職場に比べると

「天国・・・???」

と思いました。

そして勤務に入る前に、

「今日はこの設定でいってね」

と、男性社員からメモを渡され、そのメモには

「普段どんな仕事をしていて今日はこんな格好をしていて、

髪型はポニーテールで」

などのテレクラに電話をかけてきたていの女の子の詳細設定が書いてあり、

「その設定に従って男性客と会話をしてくれや」

という指示が書かれていました。

他のいろいろな設定が変わっても毎回髪型だけはポニーテールだったんですが、

「男はみんなポニーテールが好きだから」

と男性社員さんはその理由を説明していましたが、

仕事中「ポニーテールいいね」と言われたこともありませんでしたし、

人生で「ポニーテールは至高」と言う男性にも会ったことないんですけど、

毎回あの男性社員の性癖を押し付けられていただけだったのでしょうか・・・?

 

そして私は座椅子に座りテレビを見ながら、

かかってきた電話の相手に(設定を守りつつ)ひたすら話を合わせまくる、

という作業を繰り返していたんですが、

ある時ドアの外から動物の鳴き声?のようなものが聞こえてきて、

「なんだ・・・?」

と思った私は電話が鳴らないようにして、ドアの外を確認しに行くと、

それはある女の子の部屋から聞こえていました。

ドアから思い切り漏れ出す大音量で、

オウッ!!オウオウ、オウッッッ!!!!

と声を上げているのが聞こえてきていたのです。

 

それはもう、何かにたとえるまでもなく、

完全にオットセイの鳴き声。

 

完全に一致なyoutubeの動画がありましたのでお聞きください。

後半謎に壮大なBGMの割に中身がなくイラッとするので最初の鳴き声だけ聞いて下さい。

 

 

 

な、何事・・・?

いくらテレクラにはいろいろなお客さんが電話をかけてくるからと言って、

こんな大音量でオットセイのモノマネをさせるお客さん、いる・・・?

ていうか似すぎでは・・・???

プロのオットセイモノマネ職人・・・・??????

などと一瞬色々な考えが頭を過ぎったのですが、

すぐに私は思い当たりました。

「これ多分、喘ぎ声だ・・・!!!!!」

と。

 

その声を聞く限り、

どう考えてもオットセイなんです。

どう考えてもオットセイなんですよ?????

しつこいようですがもう一度ご覧下さい。

 

 

これと一緒なんですよ??

どう考えてもオットセイですよね???

パーフェクトオットセイですよね?????

「あれ?テレクラのサクラ会社に野良オットセイが紛れ込んじゃったかな???」

と思いますよね。

でも多分そんなワケはなくて、

お客さんにオットセイモノマネを強要されているわけでもなくて、

多分、喘ぎ声なんです。

テレクラのサクラバイトという状況的にそうとしか考えられない。

 

私が男性なら即切るけどな・・・

と思いながらその声を聞いていると、

他の部屋からも様子を見に来た女性と目が合い、

無言で「これ、多分喘ぎ声・・・だよね・・・?」と視線だけで会話をし、

お互い気まずそうに微笑み会釈をすると、

部屋に戻り仕事を続けようとしてたんですけど、

まあ止まないんですよね。

オットセイの雄叫びが。

 

すごいな、どんなロングプレイだよ。

向こうもそこそこのお金を払ってこれを長時間聞いてるとかそれでいいのかよ。

これで興奮するのかよ。

もしかしてオットセイ好きという性癖なの!!???!?

と数々の疑問が強めに湧き上がっては溜まっていったんですが、

他の日も何度もその人がオットセイの雄叫びを上げまくっているのを聞いたので、

もしかしたら私が知らないだけで、世の中には

オットセイの雄叫びにめっちゃ興奮する

という性癖の人がそこそこいるのかもしれません。

世の中は広いですからね。

まあ、テレクラの中だけかもしれませんが・・・

 

私は結局仕事が退屈で多分5回も行かずに辞めてしまったのですが、

最後の最後でたまたま部屋から出てきたオットセイの人の姿を見ることが出来たんです。

そしたら、

「あれ?野良オットセイが会社に紛れ込んじゃった????」

というヴィジュアルの、

限りなくオットセイ寄りだけどギリギリ人間

もしくは、

オットセイ界では人間に似てるってよく言われるほう

という感じの中年の女性だったので、

もしかしたらあれは喘ぎ声ではなく、

本当に電話でただオットセイ語で喋っていただけだったのかもしれません。

なんせ、世の中は広いですからね・・・・・・

 

 

 

それでは、あまりにテレクラの裏側を話しすぎたので、

存在を消される前に、

私もなかなかのオットセイ体型なので動物園に身を潜めに行って来ようと思います。

失礼します。