読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

いつきの半目ブログ

極貧で神社育ち、難病持ち、クレイジー家族持ち、オタクのいつきがなんやかんやを書くブログ

育ったのはラブホテル街「中の島」。

こんにちは。いつきです。

 

いつきが生まれ育ったのは、

「中の島」

という地域でした。

子どもの時は気付かなかったのですが、

中の島にはまあラブホテルが多いんですよね。

小学校の隣、中学校のほぼ隣、保育園の向かい、

神社の真正面。

 

それはそれはすごい頻度でラブホテルがあるのです。

子どもの頃はラブホテルとかわからないし、

それが普通だと思っていたんですけど、

他の地域に住んでみるといかに多かったのかがよくわかる。

 

ちなみに神社の玄関を出ると目の前はラブホテルでした。

夜には紫と緑の光で照らされていましたね。

 (いまはそのラブホテルはアパートになりました)

友達と雑談しながら

「そのホテルの中に入っていくひとチェック」

とかをしょっちゅうしていましたね。

ぐるぐる何周もしてから入って行くふたりとか。

お年寄り同士とか。

男性同士とか。

一人で入って行ったりとか。

 

中の島には中の島のテーマソングみたいな歌があって、

『恋のミッドアイランド』

という歌だったんですけど、

歌詞の中に

「恋とリンゴの実るまち」

というフレーズがあるんですけど、

リンゴはリンゴ園的なものが昔あったからだとは聞いていたけど、

恋が実るってどういうことなのかなあ、って不思議だったんですが、

大人になるにつれラブホテルの意味とかが色々わかるようになってくると、

「そういうことか。」

って思って妙に納得したのを思い出します。

 

中の島はすごい勢いで自転車が盗まれるし、

玄関前に停めてたバイクから部品を盗もうとしてるカップルがいて、

父が家(神社)の中からそのカップルに

「コラっ!!」

と注意するとカップルがいなくなったり、

バイク本体じゃなくて部品を盗むってどういうことなのかなあ」

って思ったり、

学生のガラが悪すぎたり、

何かと騒がしかったり、

治安はあんまり良くなかったんですけど、

やっぱり生まれてから17歳までという長い期間を過ごすと、

愛着というのはわくもので、

いまでも中の島に行くことがあると、

すごく落ち着くというかなんというか、

「果てしないただいま感」

があります。

それを感じるたび、離れて10年以上経ちますけど、

いまだに自分のホームは中の島なのだなあと感じますね。

 

ずっとアウェイ。

 

そうそう。

神社暮らしで嫌だったエピソードをひとつ思い出したので書きますね。

神社には大きなご神木が二本あって、

それにカラスが毎年巣を作って、

巣立ちの時期になるとカラスのヒナがうまく飛び立てなくて、

巣から落っこちてくるんです。

そうすると親カラスは子カラスを守るために、

近くに来ようとする人間を攻撃してくるんですよね。

ヒナは飛べないくせにうろちょろするし、

その親カラス的な「子カラスの近く」の範囲がけっこう広くて、

神社の周囲の道路を通ろうものならもれなく攻撃されるのです。

 

小学校一年生のころ、

登校時、玄関を出てすぐに親カラスに襲撃されて頭皮を「えいっ」とされたいつきは、

カラスこわいよ〜帰りたくないよ〜って学校で泣いたこともあったんですけど、

まあどれだけ怖くて帰りたくなくても家(神社)には帰らないといけないですからね。

ビビりまくり泣きながら帰った幼き日の思い出。

 

学校から親へのお便り的なやつに、

「神社付近でカラスに攻撃されて危険なので近くを通る時は気をつけて下さい」

という内容のが配られたこともあったんですけど、

気をつけてと言われても住んでる場合はどうしたらいいんだろう

ってお便りを見つめながら思ったのを、

さっき、思い出しました。

 

ちなみにカラスのヒナが落っこちるたびに、

親カラスがひとを襲って危険なので、

父はその度にヘルメットを被っておっきい眼鏡をしてぶ厚い作業服みたいのを着て、

全身装備をした上でヒナを近くの小さい川まで移動をさせていました。

親カラスからとてつもない攻撃をされながら。

 

そう。

神社の管理人業務とは、決して

神主の真似事をしてお祓いをすることなどではなかったのです。

神社周辺のひとをカラスの危険から守ることも業務の一環だったのです。

 

頭皮をえいっとされてからトラウマで、

ずっとカラスが怖くてたまらなかったのですが、

いつきは最近になって、

ようやくカラスが怖くなくなりました。